Robert Stevens

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Shahabi兄弟は1992年にナパのセント・ヘレナでワイン造りを始めました。彼らがナパに決めたのは、ワインで有名な海外の地域に負けない卓越したワインを生産できるA.V.A.だったからです。
当初から、Shahabi兄弟は良心的な価格の高品質ワインを造ることを目指していたので、設備の整った立派なワイナリ―を建設することに費用を掛けるよりも、中身のワインそのものに拘ってきました。そのため、彼らはナパ地域のブドウ畑から最良のブドウを購入し、それをナパのテロワールを知り尽くし、著名なワイナリーでの経験をもつワイン醸造家、Mike Blom氏に託しました。Mike Blom氏は、1976年パリ・ブラインドテイスティング白ワイン部門で優勝したGrgich Hills Estateの“Napa Valley Chardonnay 1973”のアシスタント醸造家を務めた経験があります。
Shahabi兄弟は表舞台に出ることを好みませんが、その優良なワインは評判をよび、アメリカの良く知られたワインショップや海外でも販売されています。「ロバート・スティーヴンス」は、彼らのワイン造りに対する可能性と情熱を表現するブランドとして開発されました。購入先のブドウ畑は生産者との契約により常に非公開ですが、そのブドウが他社の高額ワインと同じ畑から収穫されたものであることもしばしばです。
「ロバート・スティーヴンス」は、大手の生産者や協同組合のワインとは全く違うワインを目指しています。ワインは繊細なものなので、敬意を払って細部まで気配りをして取り扱わなければならないという彼らの信念から、手作り品質を維持するため今後も生産数量を現状に維持して増やさない予定です。